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韓国旅行前に知っておきたいウォン両替のレートと手数料

2026.09.27 更新 · 5分で読めます

韓国旅行でウォンに両替するとき、ニュースのレートと実際の両替額が違う理由を解説します。仲値(TTM)や現金レートの意味、手数料のしくみを整理し、例示レートで1万ウォンや50万ウォンが何円かを計算します。

為替換算ですぐに計算する

韓国旅行の準備で「1万ウォンは日本円でいくら?」と調べると、ニュースや検索結果に出てくるレートと、実際に両替したときの金額が合わないことに気づきます。一般に公表されている為替レートは基準となる値で、実際の両替にはそこに手数料が加わるためです。この記事では、為替レートの表に出てくる用語と手数料のしくみを、例示レートを使って説明します。

基準となるレート(仲値)と実際のレート

一般に、金融機関は外貨の売買の基準となるレートを営業日ごとに決めており、これを仲値(TTM)と呼びます。利用者が外貨を買うときや売るときは、この仲値に手数料分を上乗せしたり差し引いたりしたレートが適用されるのが一般的です。円から外貨に替えるときのレート(TTS)と外貨から円に替えるときのレート(TTB)は各銀行が独自に定めており、手数料も銀行によって異なります。

為替レートの表で「売」「買」と書かれているのは、金融機関から見た言い方です。そのため、利用者がウォンを買うときは「売」のレート、手持ちのウォンを円に戻すときは「買」のレートを見ることになり、混乱しやすいポイントです。

レート 利用者から見た取引 仲値と比べると
TTS(電信売相場) 送金などで外貨を買う 円での支払いが多い
TTB(電信買相場) 送金などで受け取った外貨を円にする 受け取る円が少ない
外貨現金の売相場 円を払って外貨の現金を受け取る 円での支払いが多い
外貨現金の買相場 外貨の現金を円に戻す 受け取る円が少ない

外貨の現金は保管や輸送に費用がかかるため、一般に現金のレートは送金用のレートよりも仲値との差が大きくなります。現金を両替するときの手数料は、外貨預金の為替手数料とは異なるのが通常です。旅行用にウォンの現金を用意する場合は、現金の売相場が適用されると考えておきましょう。

ZEKILOの為替換算で使うレート

ZEKILOの為替換算は、現在、欧州中央銀行(ECB)が営業日ごとに公表する参照レートを使っています。ECBは1ユーロあたりの各通貨のレートを公表しているため、円とウォンの間のレートはユーロを介して計算します。そのため、換算結果は参照レートにもとづく参考値で、金融機関が公表する仲値(TTM)とも異なることがあります。ECBも、参照レートは情報提供のために公表しているもので、取引に使うことは推奨しないとしています。

画面には、計算に使ったレートの種類(「参照レート」または「売買基準率」)と、レート基準日・取得時刻が表示されます。計算する前に確認しておきましょう。

例示レートで計算してみる

ここでは説明のため、例示レート「1円 = 9.0512ウォン」を使います。これは1万ウォン = 約1,105円にあたります。実際のレートは日々変わるので、あくまで計算方法の例として見てください。

ウォンを円に換算するには、ウォンの金額をレートで割ります。

ウォン 計算 円(手数料なし)
10,000ウォン 10,000 ÷ 9.0512 1,105円
50,000ウォン 50,000 ÷ 9.0512 5,524円
500,000ウォン 500,000 ÷ 9.0512 55,241円

50万ウォンの場合を順に追うと、500,000 ÷ 9.0512 = 55,241.29…となり、円未満を四捨五入して約55,241円です。ウォンは桁が大きいので、屋台やお店の値札を見たときは「1万ウォンで約1,105円」という目安を覚えておくと、ざっくり計算しやすくなります。

旅行中によく見る金額でも試してみましょう。カフェのコーヒーが4,500ウォンなら 4,500 ÷ 9.0512 = 497.17…で約497円、15,000ウォンの食事なら約1,657円です。1,000ウォンは約110円なので、「ウォンの金額の0を1つ取って、1割ほど足す」とこの例示レートでの円の目安になります。ただし、この覚え方はレートが変わると合わなくなるため、出発前に最新のレートで確かめておきましょう。

手数料を加えるとどうなるか

実際にウォンを買うときは、基準となるレートに手数料が上乗せされます。ここでは仮に手数料率を1.75%として計算してみます。実際の手数料率は、両替する場所や時期、通貨によって異なります。

  1. 手数料なしで換算する:500,000 ÷ 9.0512 = 55,241.29…円
  2. 手数料を上乗せする:55,241.29… × (1 + 0.0175) = 56,208.01…円
  3. 円未満を四捨五入すると、支払う金額は約56,208円

手数料なしで換算した約55,241円と比べると、約967円多く支払うことになります。

余ったウォンを円に戻すとき

旅行から帰って、使い切れなかったウォンを円に戻すときは、手数料分を差し引いたレートが適用されます。同じ例で50万ウォンを円に戻すと、55,241.29… × (1 − 0.0175) = 54,274.57…円なので、受け取るのは約54,275円です。

買うときに約56,208円払い、戻すときに約54,275円受け取るため、両替を往復するだけで約1,933円が手数料として消えます。必要な金額を事前に見積もっておくと、余分な両替を減らしやすくなります。

支払い方法によっても適用レートは変わります

韓国での支払いは、現金だけでなくクレジットカードやデビットカードを使うこともできます。カードで支払った場合は、カードの国際ブランドが定めるレートに、カード会社の手数料が加わって円に換算されるのが一般的です。適用されるレートや手数料率はカード会社ごとに異なるため、利用前に会員向けの案内を確認しておくと安心です。

また、同じ現金の両替でも、日本国内で両替するか韓国で両替するかによってレートが変わることがあります。どこで両替する場合も、表示されている両替レートと手数料を比べてから利用しましょう。

計算ツールを使うときの注意

  • この記事のレートと手数料率は説明のための例示です。実際のレートは日々変わるため、ツールに表示されるレート基準日と取得時刻も確認してください。
  • 手数料率は初期状態では空欄で、手数料を含めずに換算します。「手数料を含める」を開いて手数料率を入力し、「外貨を買うとき」または「外貨を売るとき」を選ぶと、手数料を含めた金額が別の行に表示されます。上の換算結果は手数料を含めない金額のままです。
  • 実際の金額は、両替先が提示するレートや条件によって決まります。為替換算の結果は参考値であり、投資や両替のタイミングを判断するためのものではありません。

ウォンの金額を入力すると、参照レートなど画面に表示されたレートで換算した円の金額を確認でき、手数料率を入力すれば手数料を含めた金額も確認できます。為替換算で旅行の予算を計算してみてください。

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