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粗利率計算(利益率・損益分岐点)

原価・販売価格・手数料を入れるだけで、粗利と粗利率、マークアップ率、目標の粗利率になる販売価格、損益分岐点をすぐに計算します。

内容の基準日 2026.09.28参考値

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仕入値・製造原価
円
円
任意・空欄は0%
%

チェックすると、消費税を除いた税抜価格で計算します。固定費は入力した金額のまま使います。

粗利粗利率(マージン率) 40%

400円

粗利率(マージン率)
40%
マークアップ率
66.67%
販売価格
1,000円
販売手数料
0円
原価
−600円

原価600円・販売価格1,000円の場合、粗利は400円、粗利率は40%、マークアップ率は66.67%です。

参考値です。送料・広告費などのその他の費用、手数料のかかり方、税金の扱いによって実際の利益とは異なる場合があります。

計算方法

粗利 = 販売価格 − 販売手数料 − 原価
粗利率 = 粗利 ÷ 販売価格 × 100
マークアップ率 = 粗利 ÷ 原価 × 100
販売価格(逆算) ≈ 原価 ÷ (1 − 目標の粗利率 − 販売手数料率)
損益分岐点の販売数量 = 固定費 ÷ (販売単価 − 手数料 − 1個あたりの変動費)を切り上げ
損益分岐点の売上高 = 損益分岐点の販売数量 × 販売単価

販売手数料は、販売価格に手数料率を掛けて1円未満を四捨五入します。粗利率は粗利を販売価格で、マークアップ率は同じ粗利を原価で割るため、粗利がプラスのときはマークアップ率のほうが必ず大きくなります。原価が0円のときはマークアップ率を計算しません。

販売価格の逆算では、手数料と税抜価格を1円単位で四捨五入したうえで、実際の粗利率が目標以上になる最も低い販売価格を1円単位で探します。そのため、上の式を切り上げた値と1~2円違うことがあり、結果には実際の粗利率もあわせて表示します。

損益分岐点は、1個売るごとに残る限界利益(販売単価 − 手数料 − 1個あたりの変動費)で固定費をちょうど回収できる販売数量です。割り切れないときは切り上げ、売上高はその販売数量に入力した販売単価を掛けて求めます。販売単価が変動費と手数料の合計より大きくない場合は、損益分岐点がないことを表示します。

「入力した価格は税込です」にチェックすると、原価・販売価格を価格 × 100 ÷ 110で税抜に直し、1円未満を四捨五入してから同じように計算します。消費税計算の端数処理(初期設定は切り捨て)とは異なるため、税抜価格が1円違うことがあります。実際の利益は、送料・広告費などのその他の費用、手数料のかかり方、税金の扱いによってこの結果と異なる場合があります。

  • 例1・原価600円の商品を1,000円で売る

    粗利計算、原価600円、販売価格1,000円

    粗利率は400 ÷ 1,000 × 100 = 40%、マークアップ率は400 ÷ 600 × 100 = 66.666…% → 66.67%。同じ粗利を販売価格で割るか、原価で割るかの違いです

    → 粗利400円、粗利率40%、マークアップ率66.67%

  • 例2・同じ商品で販売手数料10%

    粗利計算、原価600円、販売価格1,000円、販売手数料率10%

    手数料1,000 × 10% = 100円を差し引き、1,000 − 100 − 600 = 300円

    → 粗利300円、粗利率30%、マークアップ率50%

  • 例3・粗利率30%になる販売価格

    販売価格の逆算、原価600円、目標の粗利率30%

    600 ÷ (1 − 0.3) = 857.1…円のため、1円単位で切り上げた858円で粗利率が30%以上になります

    → 販売価格858円(粗利258円、実際の粗利率30.07%)

  • 例4・J-Net21の例題で損益分岐点を計算

    損益分岐点、固定費300,000円、販売単価1,000円、1個あたりの変動費800円

    1個あたりの限界利益1,000 − 800 = 200円、300,000 ÷ 200 = 1,500個

    → 損益分岐点の販売数量1,500個、売上高1,500,000円

  • 例5・既定値の損益分岐点

    損益分岐点、固定費300,000円、販売単価1,000円、1個あたりの変動費600円

    限界利益400円、300,000 ÷ 400 = 750個。販売手数料率10%を入れると限界利益が300円になり、1,000個・1,000,000円です

    → 損益分岐点の販売数量750個、売上高750,000円

  • 例6・税込価格で入力する

    粗利計算、原価660円、販売価格1,100円、「入力した価格は税込です」にチェック、販売手数料率10%

    660 × 100 ÷ 110 = 600円、1,100 × 100 ÷ 110 = 1,000円に直し、手数料100円を差し引いて計算します

    → 税抜の粗利300円、粗利率30%

  • 例7・原価より安く売る

    粗利計算、原価1,200円、販売価格1,000円

    粗利がマイナスのときは「損失」と表示し、割合にも−をつけます

    → 損失200円、粗利率−20%、マークアップ率−16.67%

入力項目の説明

計算方法
「粗利計算」は原価と販売価格から粗利と割合を、「販売価格の逆算」は原価と目標の粗利率から販売価格を、「損益分岐点」は固定費・販売単価・1個あたりの変動費から損益分岐点の販売数量と売上高を求めます。
原価・販売価格
商品1個の仕入値・製造原価と販売価格です。0以上1兆円未満で入力し、販売価格は0より大きい値にします。販売価格の逆算では原価も0より大きい値にします。
目標の粗利率
販売価格の逆算で、販売価格に対して残したい粗利の割合(%)を入力します。目標の粗利率と販売手数料率の合計は99%以下にします。
固定費・販売単価・1個あたりの変動費
損益分岐点で使います。固定費は家賃・人件費など販売数量にかかわらずかかる期間の費用の合計、1個あたりの変動費は1個売るごとにかかる原価・梱包費などです。
販売手数料率
モール・決済手数料のように販売価格に比例してかかる割合です。空欄のときは0%として計算し、手数料は販売価格 × 手数料率の1円未満を四捨五入します。
入力した価格は税込です
チェックすると、原価・販売価格(損益分岐点では販売単価・1個あたりの変動費)を価格 × 100 ÷ 110で税抜に直し、1円未満を四捨五入してから計算します。消費税の標準税率10%を使い、固定費は入力した金額のまま使います。

よくある質問

粗利率とマークアップ率は何が違いますか?

どちらも利益の割合ですが、割る基準が違います。粗利率は粗利 ÷ 販売価格、マークアップ率は粗利 ÷ 原価です。原価600円の商品を1,000円で売ると、粗利はどちらも400円ですが、粗利率は40%、マークアップ率は66.67%です。

原価に30%を上乗せすると、粗利率も30%になりますか?

なりません。原価600円に30%を上乗せした780円で売ると、粗利180円を販売価格780円で割った粗利率は23.08%です。粗利率30%を確保するには、販売価格の逆算で求めた858円が必要です。

販売手数料はどのように反映されますか?

手数料 = 販売価格 × 販売手数料率の1円未満を四捨五入し、粗利から差し引きます。原価1,500円、販売価格2,500円、手数料率12%なら、手数料300円、粗利700円、粗利率28%です。実際の手数料が税込の決済金額にかかるか、手数料に消費税がかかるかは契約によって異なります。

逆算した販売価格が、式で計算した値と1円違うことはありますか?

あります。このツールは手数料と税抜価格を1円単位で四捨五入したうえで、実際の粗利率が目標以上になる最も低い販売価格を表示します。税込の原価600円・目標30%では、式の値857.1…円を切り上げた858円ではなく、税抜779円で粗利率30.04%になる857円を表示します。逆に税込の原価660円・目標30%では、943円だと税抜857円で粗利率29.99%と届かないため944円を表示します。

損益分岐点の販売数量を切り上げるのはなぜですか?

商品は1個単位で売るため、固定費を回収しきるには割り切れない分も1個として数える必要があるからです。固定費1,000,000円、販売単価3,000円、1個あたりの変動費1,800円なら、1,000,000 ÷ 1,200 = 833.3…個なので834個、売上高2,502,000円が損益分岐点で、このときの利益は800円です。

「入力した価格は税込です」にチェックすると何が変わりますか?

原価と販売価格を同じ割合で税抜に直すため、粗利率はほぼ変わらず、粗利の金額が税抜の金額になります。原価600円・販売価格1,000円を税込とみなすと、税抜545円・909円、粗利364円、粗利率40.04%で、1円未満の四捨五入により割合がわずかに変わります。軽減税率8%の商品には対応していません。

限界利益とは何ですか?

販売単価から1個あたりの変動費(と手数料)を引いた金額で、固定費の回収にあてられる利益です。J-Net21では、限界利益の合計が固定費と等しくなったときの販売量を損益分岐点販売量、そのときの売上高を損益分岐点売上高と説明しています。

基準・出典・注意事項

  • 内容の基準日: 2026.09.28
  • 税込価格オプションの税率:標準税率10%(国税庁 消費税の軽減税率制度)。税抜価格・手数料は1円未満を四捨五入します。
  • 出典: J-Net21(中小企業基盤整備機構)- 損益分岐点の計算方法と経営改善に向けた活用方法
  • 出典: J-Net21(中小企業基盤整備機構)- 損益分岐点を使った目標売上高
  • 出典: 国税庁 - 消費税の軽減税率制度
  • 金額(税抜価格・手数料)は1円未満を四捨五入して先に確定し、粗利率・マークアップ率は確定した金額から計算して小数第2位を四捨五入します。
  • 「入力した価格は税込です」は消費税の標準税率10%で税抜価格を求めます。軽減税率8%には対応していません。固定費は税抜に直しません。
  • 送料・広告費・返品などのその他の費用や、法人税・所得税などの税金は反映しません。必要に応じて原価や1個あたりの変動費に含めて入力してください。
  • 参考値であり、価格の決定や税務の判断に代わるものではありません。
  • 計算はブラウザ内で行い、入力した金額を保存・送信しません。
  • 計算結果は参考値であり、税務・法律上の助言ではありません。正確な金額は関係機関または専門家にご確認ください。
  • 変更履歴: 2026.09.28 初回公開